八王子山の会にて過去11年間継続実施してきた遭難対策訓練ですが以前から岳連加盟団体にも呼び掛け、いつも数名でありましたが参加され、今度は是非岳連として主催してくれないかともちかけられ、私もそのほうがいいだろうと思っていました。9月30日の遭難対策講習会に引き続き今度はそれの実践活動として企画、実施しました。11月13日(日)慣れた八王子城山城跡周辺とし、5日の実踏後本番を迎えました。
晴天に恵まれ参加者は54名、実施責任者の私より今回実施の主旨説明より内容、スケジュール、注意事項など説明し8人づつ6班としました。
続いて緊急ビバーク法、さわ筋で条件は良くないがなるべく実践に近いほうが臨場的である。いざとなったらどんな対応にも応じなくてはならないはずだ。
次は場所を変えてロープ使用による危険箇所通過、簡易ハーネスをセットしカラビナ使用による通過だ。
いよいよ山頂に向かって各班ごとの行動実践だ。当然地図を読みながら、道のないさわ筋より入ってもらう。
途中、手紙による問題解決、ポイントによる問題解決など難問?が待ち構えているはずだ。
前班無事集合、皆さんとても元気で冗談を言いながらも楽しく研修をしてくれました。
予定通りすべてのプログラムが終了し、予定通りの4時30分終了、既に薄暗くなり始め、充実した一日の終了だ。これからも安全登山を実現するために尽力したいと思っています。
八王子市山岳連盟・山岳事故防止委員長 熊谷 博